明るさ感

空間の明るさ感とは

空間の明るさ感とは、「ある空間に内在する人が、その空間全体から受ける明るさの印象」の事をいいます。

輝度や照度などの測光量を物理的な光の量と言い換えれば、空間の明るさ感は空間に対する心理的な光の量と言い換えることができます。


空間の明るさ感に寄与する要因


空間内の輝度分布、照明手法、光源の演色性・光色、空間内に存在する物の色彩など、様々な要因が
空間の明るさ感に影響を与えることが近年の研究により明らかとなっています。

   図1のように同じ器具を同じ台数使った場合でも、照明手法によって空間の明るさ感が異なります。
   左の空間の方が床面照度は高いですが、右の空間の方が空間全体が明るく感じるのではないでしょうか。

   図2のように同じ照明空間でも、鮮やかな色彩の物がある空間の方が明るく感じやすいとされています。

※輝度や照度などの測光量については“測光量”をご参考ください。

空間の明るさ感の今後

 空間の明るさ感を考慮した照明設計により、省エネかつより快適な光環境の実現が見込まれます。
 そのため、空間の明るさ感の定量化、空間の明るさ感を考慮した照明設計ツールの完成が期待されています。
 しかし、空間の明るさ感についてはまだ解明されていないことが多く、さらなる研究が必要となっています。